huluで「セーラー服と機関銃」を観ていて、これって赤川次郎だ、最近読んでないなーとか、「セーラー服と機関銃」も読んだ気がするけど全然覚えていないなぁ、などと思っていてAmazonやらWikiを眺めたりして、懐かしさに浸っていました。
生まれて初めて読んだ文庫本は赤川次郎の「三毛猫ホームズの怪談」
小学五年生の時に、盲腸が破裂して腹膜炎となり入院していたのですが、その時に母が買ってきてくれた本が「三毛猫ホームズの怪談」だったような記憶。もともと図書館で子供向けのホームズやルパン、少年探偵団を読んでいて、ほとんど全部読破した時に、買ってきてくれたような気がします。
結構読めない漢字があちこちにあったものの、文脈からだいたいの意味は解り、それ以降いろいろな文庫本を読むきっかけになった本です。
近所のスーパーでたまに古本市が開催されると、たくさん100円で赤川次郎の本が買えて、無作為に買って貰って読んでいたのですが、子供ゴコロにも、主人公が女子高生で、大学生の兄が殺し屋で、父が刑事、母が弁護士、みたいな小説はずいぶんメチャクチャだなぁと思ったのを覚えています。
高校生が遥か年上に思えていたのに、あれから随分年を取ったものです。
で、今また読んでもいいかなぁというのが次の3冊。
「三毛猫ホームズの狂死曲」
三毛猫ホームズシリーズは割りと有名で、昔は文庫になるたびに、本屋の文庫新刊として山積みになっていた気がする。
病院で読んだ「三毛猫ホームズの怪談」はなかなか怖くて夜に読むのを止めたし、「三毛猫ホームズの推理」はラストが衝撃的だったし…と色々面白いシリーズなので全部読みなおすのも良いかもしれないけど、一冊だけ選ぶとしたら、この「三毛猫ホームズの狂死曲」。
やっぱりヴァイオリンは女性が弾くべし。

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「魔女たちのたそがれ」
ホラーもの、結構怖いけどお気に入り。ゲームになったり、続編もあったりするけど、これが一番面白い気がする。ホラーものは他にも色々と読んだりしたけど、今でも覚えているのはこれ。
ホラーはあまり好きじゃないという人でもこれは読んでほしい一冊。

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