久しぶりに読んだ小説、ハードカバーで上下巻なので家にしばらくおいたまま放置していました。そろそろ読んでみようかなと手に取り、あっというまに最後まで読了。読んでいると偶に、鼻水が垂れたりするので、電車の中とかカフェとか家以外の場所で読む時には注意が必要です。
国岡商店の国岡鐵三が主人公。本当にこんな人が実在したのかと思い、Google先生に聞いてみると、出光佐三をモデルにしているらしい。が、これは小説なのであまり気にせずに読んだほうが楽しいと思う。自伝的小説と言うよりは冒険小説でも読んでいる感じで、次から次へと起こる問題に立ち向かっていく。登場人物は皆、熱い。色々な事件が起きたりするが、その中で知っているものはほとんど無かった。日章丸事件なんてあったことも知らない。こんな出来事がつい最近あったなんて…イランなどの中東の国に対するイメージもこの本を読む前と読んだ後ではだいぶ印象が変わるかもしれない。
ちょっと出光でガソリンを入れたくなる一冊。

- 作者: 百田尚樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/07/12
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